ある日、姉と妹と幼馴染のみっちゃんの女の争いに巻き込まれ、 豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまった俺は気が付けば船に乗り、地獄まで来ていた。 そこで出会ったのは巨乳の死神とちびっこい閻魔様で、俺は閻魔様に 「女性をたぶらかし過ぎで地獄行き」と判決を受けてしまい、 そんな覚えはないという弁明空しく地獄行きになったわけだが……。 「映姫様がお呼びです」 「はぁ……」 突然の呼び出しを受け、 巨乳のお姉さんとは違うモブっぽい死神に連れられてやってきたのは閻魔様の私室の前だった。 「し、失礼します」 「……どうぞ」 ノックをしてから返事を待ち、答えが帰ってきてから部屋へと入る。 そこは閻魔様の私室とは思えない場所だった。閻魔さまと言うのだからもっとこう、 小難しい本が並び、恐ろしげな刀やら武器が壁にかかった部屋を想像していたが、 彼女の部屋は可愛らしい小物が並び、くまやらうさぎやらのぬいぐるみが壁に並んだ部屋だった。 「…………」 まさしく開いた口が塞がらない状態の俺をよそに、閻魔様……映姫と言っていたか、 彼女がふっかふかのベッドへと横たわった。 その様子を黙って見つめていると、映姫は「ちょっと」と拗ねたような声で言った。 「……なんでしょうか?」 ベッドに近づき俺が尋ねると、彼女は……そう、 ベッドの上で仰向けに直立不動とでもいうかのような硬い姿勢を取りながら、俺に言った。 「あ、あなた! 私を抱きなさいッ!!」 「……はぁ?」 相手が閻魔様だろうが構わなかった。何を言い出すんだこの子は。 「い、いいから私を抱きなさいッ!」 「な、何でですか?」 「いや……その……」 今度は急に口ごもる映姫。しかしその姿勢を崩さないのは俺への礼儀なのかそれとも彼女の硬い性分なのか。 「あなたが……その、かっこいいから……。いや、決してそれだけではなくてですね! その、ひ、一目ぼれと言うかなんというか……。それにこういうことは慣れているんでしょう!?」 閻魔様の答えに呆気にとられている俺を余所に、彼女は続ける。 「だ、だってあなたは自分の姉や妹、幼馴染とも……」 「いや、誰にも手を出してませんけど……。勝手にあいつらが盛り上がってただけで」 「え、へ? そ、そうですか……」 同じ姿勢のまま、しゅんと縮こまる映姫の姿に思わず可愛いと思ってしまう。 ……どうせ地獄に行くんだし、その前にいい思いをしておくのも悪くはないかもしれない。 そう思った瞬間、俺は師に教わった脱衣技で一瞬にして映姫を下着だけと靴下だけの姿に変える。 勢い余ってブラジャーまではぎ取ってしまったが、この際構わないだろう。 「え……?」 「まぁ、据え膳食わぬはなんとやらって言いますし……」 幼いその体型に反して妖艶な黒い下着がシーツの中で一層目立っていた。 閻魔様はどんな声で鳴くのだろう。そんなことに期待を馳せ、俺は彼女に覆いかぶさった。 提供:「リリティア」流雲氏 提供:「リリティア」流雲氏 ■四季映姫・ヤマザナドゥ抱き枕 商品:抱き枕カバー(両面プリント) サイズ:500mm×1500mm 素材:2WAYトリコット 単価:8,000円 ↓ピックアップ↓ そして時は動き出す(モドル)
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